春日餺飥うどん（かすがはくたくうどん）

奉祝！第六十次式年造替

平成27年3月の假殿遷座祭よりはじまりました式年造替は、先日11月6日の正遷宮をもって無事完了致しました。768年の創建から1200年以上にわたり一度も途切れることなく受け継がれた春日大社最大の儀式。

そんな20年に一度のおめでたい正遷宮を祝ってハルヒノからは春日はくたくうどんのご紹介です。

春日はくたくうどんのルーツは古く、平安中期の日記「小右記」には一条天皇が春日大社に行幸されたときに、春日大社の立派な装束を纏った餺飥女（はくたくめ）が雅楽や舞と共にうどんを打ってお出ししたという記録があります。大勢の従者を従えた春日行幸の饗応は大変華やかな一大イベントであったようです。

この春日はくたくうどんはそれらの古文書の記録に基づき現代風にアレンジ創作されたものです。まさに

　　　　　　「うどんのルーツは、奈良にあり」

というところでしょうか。ぜひ、そのみやびな美味しさを味わってみて下さい。このはくたくうどんを単品でお昼時にお出ししているのはハルヒノぐらいかもしれません。




春日はくたくうどん秋バージョン　♪
大和野菜の天ぷら付きがおすすめです。




ランチもあります　♪

さて、一条天皇は当時10歳。後に入内することになるお后さまは　中宮定子。なんともう一人お后さまが、 中宮彰子です。中宮定子に仕えた女房があの清少納言。中宮彰子に仕えたのが紫式部。時は藤原氏全盛時代。王朝文化が華やかに花開いた時代の少年天皇。どんなお方だったのでしょうか？とても心惹かれますね。





ハルヒノ周辺の木々もいよいよ色づき始めました。
錦秋の奈良公園へぜひ！


春日野窯の営業日
http://www.haruhinogama.fc2.web.jp/

春日大社　HP
http://www.kasugataisha.or.jp/zoutai/